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プレスリリース

2022年10月27日
キラメックス株式会社

テックアカデミーIT研修、新入社員研修に特化した新プランの提供開始。配属後も活躍し続ける「主体的に取り組むエンジニア」の育成に着目

当社が運営する法人向けIT研修「テックアカデミーIT研修」では、エンジニアを目指す新入社員向けの研修プランを新たに提供開始いたしました。(2022年10月27日〜)

2022年〜2023年春のエンジニアの新入社員向け研修でもご活用いただくことが可能ですhttps://newcomer.techacademy.jp/

■提供開始の背景
 岸田内閣は2022年10月に、これまで3年で4,000億円としてきた「人への投資」関連の政策を5年で1兆円に拡充する方針を示しました。政策の1つには働き手のリスキリング(学び直し)に取り組む企業への助成拡大なども含まれており、今後大企業だけでなく、あらゆる企業においても、社員研修などのスキル習得や学びの機会が広がると考えています。
 企業の人材育成の中でも特にエンジニアの新入社員研修は、多くの企業で人手不足とされているIT人材を増やすための要となっています。「配属後に活躍するエンジニアを育成する」ことが研修の目的であり、そのため研修内容は配属後も成長を続けられる考え方・姿勢を身につけることが重要です。「テックアカデミーIT研修」においても、社員のスキル・理解度に合わせて学習を進めることができるプログラミング研修として、Sier/SESの企業を中心にご活用いただいています。しかし研修の実施において、いくつもの課題があることから最終的に「研修を終了させること」が目的となってしまう、という声を多くの企業から伺う機会がありました。企業が抱える主な課題としては以下の3つです。

<課題1>実務で必要な技術面以外の、ビジネススキルを養う仕掛けがない
 配属後にエンジニアとして活躍するためにはプログラミングスキルだけではなく、自身の不明点を整理・言語化して質問する力や、必要な知識を自ら探し読み解いて吸収するといった能動的な姿勢が重要です。また配属後の業務は研修と異なり、分かりやすい解説が準備されているケースは珍しく、仕様書やテキストを自ら読み込み、仕事を進めていかなければいけません。
 しかし、実際の研修現場ではリソースの問題や研修の運営効率を重視するあまり、動画視聴型や講義型といった一方的な知識の享受が多い現状です。その結果、社員が能動的に学ぶ機会が限られてしまい、研修中に上記のスキルを身につけることが難しくなっています。ProFuture株式会社/HR総研が2021年に発表した「【HR総研】『人材育成(階層別研修)』に関するアンケート」(https://hr-souken.jp/research/3245/ )の結果では、「これまでの新入社員より劣っている点」という質問に対し、「受身的である」が最も多く41%という結果が出ていることから、エンジニアを目指す新入社員においても同様の傾向があると考えることができます。

ProFuture株式会社/HR総研「人材育成(階層別研修)」に関するアンケート(2021年)
「これまでの新入社員より劣っている点」の回答を引用
https://hr-souken.jp/research/3245/

<課題2>個々のスキルレベルに合った研修の実施が難しい
 経験者のエンジニア採用における難易度が上がっていることから、プログラミング未経験者の学生を採用する企業が増えています。そのため、エンジニアの新入社員間でのスキルの格差が大きくなり、個々のスキルレベルに合わせた研修内容の最適化が難しくなっています。
 全員同じペースで研修を進めると、低進捗者の場合は理解が追いつかず苦戦してしまい、高進捗者の場合は足並みを揃えることで物足りなさを感じてしまうなど、モチベーションの差が生まれやすくなります。
 
<課題3>研修の効果測定が難しい
 多くの企業が抱える悩みの1つに、研修を通じてどのような能力が身についたのか、また配属後に研修がどのように生かされたのかが成果として見える化しにくいという点があります。配属された後すぐOJTになることが多く、研修で学んだことの成果が出るまでに時間がかかることから、社内報告や次年度のための振り返りが曖昧になってしまうことも少なくありません。

 新入社員研修はこれからエンジニアとして活躍していく長い道のりのスタート地点であることから、当社では研修において配属後の成長・活躍にもつながる仕組みを作ることが重要だと考えています。そこで900社・3万名以上の教育実績を持つテックアカデミーIT研修は、企業が抱える3つの課題を解決することができる、「配属後も活躍し続ける『主体的に取り組むエンジニア』の育成」をコンセプトとしたエンジニア向け新入社員研修プランを提供開始することになりました。テックアカデミーIT研修では本研修プランにとどまらず、今後も長期的に活躍することのできるエンジニアを社会に輩出するための環境や仕組み作りを検討してまいります。

■テックアカデミーIT研修の新入社員向け研修プランについて
 配属後も活躍し続ける「主体的に取り組むエンジニア」の育成をゴールとした研修プランです。研修の成果を見える化し、新入社員一人一人に寄り添った支援、そして「プログラミングスキルの習得」だけではなく、配属後にエンジニアとして活躍するための「主体的に学ぶ姿勢の習得」までをサポートいたします。https://newcomer.techacademy.jp/

<特徴1>能動的な学びを促すアクティブラーニング
 受動的な講義形式とは異なり、個人でカリキュラムを解き進めながら必要な知識を吸収し、分からないポイントは自ら講師(メンター)に質問するという、能動的に研修を進行する学習形式です。自身で学習を進める経験を通じ、研修を通じて主体的に学びに向かう姿勢を身につけていただきます。

<特徴2>柔軟性のある研修カリキュラム / マンツーマンによるサポート
 50種類を超える豊富なカリキュラムと、複数の受講期間を組み合わせることで、個々のレベルに合わせたオリジナル研修プランを提供します。また一人一人に、学習を伴走する現役エンジニアの講師(メンター)がつき、週2回の定期的なメンタリングを実施いたします。メンタリングでは個々に合ったスキル習得や学習の進め方の相談、実務に活かすことへのアドバイス等を行います。レポート画面を通じ、研修の進捗管理やメンタリングでの質問事項など管理者(人事・育成担当者)へ報告できることから大人数の受講も可能です。

<特徴3>アセスメントテストで研修の効果測定、今後必要なスキルの可視化が可能
 株式会社テックピット(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田 晃平)と開発した「習熟度を可視化するアセスメントテスト」を社員のスキルレベル別に用意します。研修で学んだことを確認するテストではなく、「エンジニアとして活躍するための技術スキル」がどれくらい備わっているのかを、第3者視点でレポートすることが可能です。研修後も継続して上位レベルのテストを受講していただくことで、社員一人一人が成長するために必要なスキルを可視化することができ、研修の効果測定が可能になります。研修〜配属後の成長までを継続してサポートいたします。

アセスメントテストのイメージ

<受付開始>
2022年10月27日(木)〜
https://techacademy.jp/biz/training/contact

<研修開始>
2022年11月14日(月)〜

<価格>
1人当たり4週間:229,900円(税込)〜 

<注意事項>
アセスメントテストについては別途ご利用料金が発生します。詳しくは問い合わせフォームよりご相談ください。(お問い合わせフォーム:https://techacademy.jp/biz/training/contact

■テックアカデミーについて

 全国30,000名、900社以上の導入実績を持つ、プログラミングやアプリ開発を学べるオンラインスクールです。( https://techacademy.jp/ )エンジニア転職、Web制作などの副業、これからの仕事に必要なスキルを身につけるリスキリングなど様々な目的で受講される方が増えています。厳選された現役エンジニアのパーソナルメンターが受講生に専属でつき、学習を進める上でわからない箇所がある時はチャットでいつでも質問ができることから、挫折せずに学ぶことができます。週2回のマンツーマンメンタリングでは学習目的に応じたアドバイスをもらうことが可能です。個人向けの「テックアカデミー」をはじめ、テックアカデミーの受講生で副業・フリーランスを目指す方に仕事を紹介する「テックアカデミーワークス」、法人向けの「テックアカデミーIT研修」など複数のサービスを展開しています。