2020年09月10日
キラメックス株式会社
全国に教室を展開する小・中・高生を対象としたプログラミング教室「TechAcademyジュニア(テックアカデミージュニア)」を運営するキラメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:樋口 隆広、以下「当社」)は、学校法人駒込学園 駒込中学校(東京都文京区、以下「駒込中学校」)とEdTech導入補助金を活用した取り組みを2020年8月から開始しました。
■取り組みの概要
<実施内容>
駒込中学校において、プログラミングの学習機会を提供するための新たな取り組みを実施いたします。生徒はTechAcademyジュニアでプログラミング言語「Scratch」※を習得し、プログラミングの考え方を学びます。そして生徒自身がイメージする中学校での過ごし方を形にするというオリジナル課題に挑戦します。具体的には、高校生になった自分を想像し、未来の自分へ向けたデジタルメッセージカードを作成するというものです。また本取り組みはEdTech導入補助金を活用して実施されております。
<対象>
駒込中学校の1〜3年生の希望者
<期間>
2020年8月〜10月
※プログラミング言語「Scratch」について
「Scratch」とはマサチューセッツ工科大学MITメディアラボのライフロング・キンダーガーテン・グループが設計、開発、維持をおこなっているプログラミング学習ソフトです。Scratchはビジュアルプログラミング言語と呼ばれており、難しいプログラミング言語・正しい構文の書き方を覚えていなくても、簡単にプログラムを開発できるプログラミング学習用ソフトです。子どもたちがゲームやアニメーション、アートをプログラミングしていくことで創造を楽しめるツールとなっています。また、ただ楽しむだけではなく、プログラミングの本質である「系統立てて、論理的に考える力」 が自然と身につくように設計されています。
■EdTech導入補助金とは
EdTechソフトやITを活用した教育サービスを学校などに導入実証する事業者に、導入費用の一部を補助する制度です。学校や自治体の教育委員会などの費用負担を軽減してEdTechを導入しやすくし、教育のイノベーションにつなげることを目的としています。
(EdTech導入補助金ポータルサイト:https://www.edtech-hojo.jp/ )
TechAcademyジュニアでは、EdTech導入補助金の実証校・自治体を募集しています。
学校や自治体が当社を通して申請し、補助金交付対象に選ばれた場合に、事業費等として必要な経費の一部が補助されTechAcademyジュニアを導入・活用いただくことが可能になります。
※補助金の交付決定額が予算総額を上回った場合は、その時点で終了となります。ただし、予算の執行状況によっては、追加の公募を行う場合もあります。
■背景
駒込中学校では、これからのAI時代を生き抜く力を身に付けることを目的としたSTEM教育に注力しています。中高一貫の教育で駒込学園の思いを体現したいという理由から、教育現場に負担をかけず、プロのエンジニアによるサポートなど包括的な学習環境を提供するTechAcademyジュニアを提案し、2019年に導入いただいています。また駒込中学校はTechAcademyジュニア初の中学校への導入校です。※過去のプレスリリース参照( https://www.value-press.com/pressrelease/222616 )
これまでは放課後に駒込中学校のパソコン教室を活用し、希望する生徒のみにプログラミング教育の機会を提供していましたが、より多くの生徒への学習機会を提供するための方法を模索し、新たに本取り組みを開始することにいたしました。
■TechAcademyジュニアと駒込中学校が目指すこと
今後は駒込中学校だけでなく、付属高校の駒込高等学校でも取り組みを実施したいと考えております。また本取り組みの活動結果につきましては、2020年10月に報告の場を設ける予定です。
TechAcademyジュニアでは、プログラミングを学ぶことによって子ども達の成功体験や人生の選択肢が増え、自己実現に繋がると考えています。これからの社会に求められるテクノロジーで問題解決できる人材を育てたいという思いから、テクノロジー人材を育成するコンテンツと仕組みを全国の教育現場に展開し、民間教育と公教育の連携による新しい学習機会提供の方法を模索してまいります。
駒込学園 駒込中学校公式Webサイト
https://www.komagome.ed.jp/index.html