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2020年08月05日
キラメックス株式会社

TechAcademyを運営するキラメックス、ハイスキルのエンジニアと企業をマッチングするファインディと業務提携

オンラインプログラミングスクール「TechAcademy(テックアカデミー)」を運営するキラメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:樋口 隆広、以下「当社」)はファインディ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:山田 裕一朗、以下「ファインディ」)との業務提携を合意致しました。業務提携にあたり、オープンソースソフトウェア活動(OSS活動)に特化した学習コースを共同開発いたします。なお、当社の親会社であるユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 執行役員:早川 与規、証券コード:2497、以下「ユナイテッド」)もファインディへ出資致しました。

ファインディは、ハイスキルなエンジニアと企業をマッチングする転職サービス「Findy」を運営しています。独自に開発したAIでエンジニアのスキルと企業の求人票を解析し、最適なマッチングを実現しています。現在、3万人を超えるエンジニアと400社もの企業がFindyを利用しています。

ユナイテッドグループは、2021年3月期より「DXプラットフォーム事業」に注力しています。当該事業において、数多くの自社サービスやアプリの開発・運営を通じて培った技術力やノウハウをデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を通じてクライアント企業に提供しています。ユナイテッドのファインディへの出資の概要については、ユナイテッドのプレスリリースをご覧ください。(プレスリリースURL:https://united.jp/news/release/20200805_findy.html)

■オープンソースソフトウェア(OSS)活動とは
オープンソフトウェア(OSS)とは、ソースコードがウェブなどで公開されていて、ライセンスに基づいて利用や改良、再配布が無償で行えるソフトウェアのことで、オープンソフトウェアを開発する事に関わる活動全般をOSS活動と言います。GitHubなどのソフトウェア開発のプラットフォームの普及により、近年OSS活動・コミュニティ活動を積極的に行うエンジニアが増えています。

■協業に至った経緯、目的について
近年、最新技術領域のソフトウェアはオープンソースとして公開されており、商用ソフトウェアよりもOSSが先行しています。(*1)そのため、最新技術動向を取り込むためにもOSS活動により開発者コミュニティに参画する重要性が増しています。ファインディに登録しているエンジニアにおける分析(図1)でもOSS活動は年収との相関傾向が見られ、その重要性が示されています。

一方で日本のOSS活動実績は米国・中国に大きく差をつけられており、インドやドイツの後塵を拝しています(*2)。またファインディに登録している一部のエンジニアユーザーからは「OSS活動のやり方が分からない」「ハードルが高いように感じる」という意見が聞かれ、OSS活動を実践的に学べる場が少ない事が問題となっています。

そこでOSS活動を通じたエンジニアコミュニティへの貢献やエンジニアのスキルアップを目的とし、ファインディと共同でOSS活動学習コースを開発する運びとなりました。

*1「スクラッチはオワコン? 企業がOSSを使うべき理由」(ITmedia、2017年2月)
*2「The State of the Octoverse」(http://octoverse.github.com/)

■今後目指す方向性について
本協業により、今後ファインディとの連携を強化いたします。ファインディの協力の元、当社もOSS活動のサポートなどを通して、TechAcademyの受講生やハイスキルのエンジニアを目指す人々が継続的にOSS活動に参加できる状態をつくり、スキルアップに繋がる取り組みを行う予定です。

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